ボディメイキングガイド

これからRCカーをはじめようと考えている方の中でも、ボディメイキングでお悩みの方は多いと思います。愛車をカッコよく作りたい!そのための簡単なコツをご紹介したいと思います。

RCカーのボディは、ポリカーボネイトという透明な材料で作られています。耐久性も高く、キレイに塗装すれば実車と見間違うような仕上がりにすることも不可能ではありません。まずは、以下の手順でボディメイキングの基本をしっかり覚えましょう。

 

<ボディをカットする>

ボディカットはトリムラインに沿って切っていきます。トリムラインがわかりにくい場合は、余裕を残してカットしておいて、シャシーに乗せて確認しながら、少しずつカットしていきましょう。専用の曲線バサミやデザインナイフがあると便利です。ボディ本体のカットが終わったら、ライトユニットなどの周辺パーツも同様にカットしましょう。

※ボディの表面には、薄い保護シートがかぶせられています。塗装が終わるまではがさないでください。

ワンポイントアドバイス

塗装前と塗装後ではボディの見え方も変わってくるので、この段階でのカッティングは7割程度にしておきましょう。最後の組み付けの際に合わせながらカッティングすれば失敗しにくくなります。

 

<マウントの穴をあける>

ボディをシャシーに乗せて、マウントの位置を確認したら、まずは3mm程の小さめの穴をあけましょう。いきなり大きくあけてしまい、穴位置がズレてしまうとカッコ悪いので、何度もボディをシャシーに乗せて確認しながら、だんだん穴を広げていきます。専用のリーマなどを使用するときれいにあけられます。便利ですので活用しましょう。

ワンポイントアドバイス

塗装の際、穴から塗料が漏れて思わぬところに色がついてしまう恐れがあるので、マスキングテープなどで、表から穴をふさいでおきましょう。

 

<ボディ洗浄>

ボディ内側には、製造過程に用いられた油が残っていることがあります。この油分が残っていると、塗料がきれいに乗らず、弾かれてしまう事があるのでお湯と中性洗剤を使ってきれいに洗い流してください。細かい部分も洗い残しが無いようにしましょう。2回、3回洗うとより効果的です。洗浄後は乾燥を十分に行って、次の作業に進んでください。

ワンポイントアドバイス

『ボディと一緒にお風呂に入る』ことによって、ボディがあたたまって油分が落ちやすくなります。お湯もたくさんあるので一石二鳥です。さらに、メラミンスポンジで塗装面を荒らすことで塗料の乗りが良くなります。ただし、ライトや窓の部分はキズついてしまう為、柔らかいスポンジでしっかり洗ってあげましょう。

 

<マスキング>

塗装前に、ボディにマスキングをします。マスキングをするときは、最後に剥がすマスキングから順番に貼っていきます。まずは、付属のマスキングシールをウインドウ部分に貼っていきましょう。付属のマスキングシールをラインに沿って台紙ごと切り抜き、貼る位置を確認したら台紙をはがして内側からマスキングシールを貼っていきます。ライト部分や窓枠など塗り分けをする場合は、その後から順番に貼っていきましょう。マスキングを貼り終えたら、隙間から塗料が入り込まないようにしっかりと押さえましょう。

ワンポイントアドバイス

シールを押さえるときは、手で押さえるとボディに手の油分がついてしまう事があるので、綿棒などの先の柔らかいもので、擦るように押さえてくだい。特に端の方は念入りに押さえて、塗料が入り込まないようにしましょう。ボディ塗装はマスキングにより出来栄えが大きく変化します。丁寧かつ効率的なマスキングになるよう工夫しましょう。

 

<塗装>

塗装には、ポリカーボネイト用の塗料を使用してください。基本的に裏側から塗るので、最初に塗装した色から表面に出てきます。スプレー缶をよく振って、ボディから30~40cm程離してスプレーします。このとき、一回で塗り上げようとすると、液ダレや色ムラで見苦しくなってしまったり乾燥に時間がかかってしまうので、薄塗りを3回くらい繰り返すようにしましょう。塗り分けがある場合は、順番にマスキングを剥がして塗装を重ねていってください。塗り分けは、濃い色から明るい色の順で塗り分けるのが基本です。順番を間違えると、色が透けてしまったり、発色が悪くなる場合があるので気を付けましょう。塗装面の厚みや色ムラは明かりに透かしてみるとわかりやすいです。何度も確認しながらムラのないよう調節しながら塗料を重ねていきましょう。

※塗装するときは、必ず風通しの良い場所で行ってください。

ワンポイントアドバイス

塗装前にドライヤーなどで、全体を軽くあたためておくと塗料がのりやすくなります。冷えた状態だと、塗料が上手くのらない場合があるので気をつけましょう。

 

<裏打ち塗装>

ポリカーボネイト用の塗料を使用してください。裏打ち塗装とは、メインカラーの塗装後にボディの色に深みを持たせる為や、塗装を剥がれにくくする為の再塗装のことです。必ず行うようにしましょう。表面色を明るめに発色させるには白を、暗めで重厚感を出したい場合は黒を、メタリックなどの場合はシルバーを使用します。塗装が完全に乾いた事を確認したら、マスキングシールを剥がしましょう。

ワンポイントアドバイス

ボディ色が白などの淡色の場合、あらかじめシルバーを噴いておくと発色がよくなります。さらに、黒で裏打ちすることによって、光が完全に遮断され、重厚に仕上がります。

 

<付属パーツを取り付ける>

ボディ表面の保護シートをキレイにはがしたら、ライトユニットやバンパーなど、付属のパーツを組み付けていきます。両面テープや、メッシュテープ。接着剤であれば、シューグーのような、柔軟性のあるゴム系の接着剤を使用しましょう。他の接着剤だと、塗料が溶けて剥がれ落ちてしまう可能性があります。

ワンポイントアドバイス

メッシュテープとシューグーなどを併用することによって、強度がグッと上がります。

 

<デカールを貼る>

付属のデカールを、ラインに沿って台紙ごと切り抜いていきます。貼る位置をしっかりと確認しながら決めましょう。位置が決まったら台紙を剥がし、気泡が入らないように端からゆっくりと貼っていきます。何度も貼り直しをすると、素材が伸びたりシワが入ってしまうので、なるべく一度で貼るようにしましょう。

ワンポイントアドバイス

曲面に貼る場合は、ドライヤーを使って熱を加えながら貼るとなじみやすくなります。その際、やけどをしないように注意しましょう。

 

<完成>

以上が基本的なボディメイキングです。上手に作るコツは、「丁寧に作る」ことです。最初は難しいと感じるかもしれませんが、何台も作っていくうちに思い通りのメイキングができるようになるはずです。自分だけのオリジナルボディを是非作ってみてください。

 

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