ついに塗装工程に突入です!ここまでのマスキングやパネルラインの準備を終えて、今回はZ33ボディの塗装手順を紹介します。初心者の僕でも「これならできる!」と思えた工程を、写真付きで丁寧に解説していきます。
塗装前の準備
まずは塗装の前に“準備”が大切。
今回用意したのは、ドライヤーとケトル(お湯)。


塗装前に、ドライヤーでマスキングテープとパネルラインの密着度をアップさせます。温風を軽く当てることで、テープがしっかり密着し、塗料の入り込みを防ぐ効果があります。

さらに、ケトルで缶スプレーを温めるのもポイント。お湯の温度は“手で触れるくらい”がベスト。これでスプレーの噴射が安定して、ムラになりにくくなります。
メイン色を塗装していく
いよいよメインカラーの塗装開始!今回のカラーはタミヤ(PS-16)メタリックブルー。

ポリカボディ塗装の基本は、とにかく薄く重ねること。一気に吹きすぎると、垂れたりムラになったりするので、軽く“霧をかける”イメージで。

1回目の塗装では、↑画像くらい透けていても問題ありません!!

1回塗ってはドライヤーで乾かし、また塗って…を繰り返します。この工程を4~5回ほど繰り返すと、色に深みが出てきます。「まだ少し透けてるかな?」くらいでもOK。このあと裏打ちをするので、完全に隠蔽しなくても大丈夫です。
シルバーで裏打ち

メイン色を塗り終えたら、次は裏打ち工程。まずは、シルバーにしたい部分(今回はドアノブ)のマスキングを丁寧に剥がしておきます。

使うのは、タミヤ缶(PS-12)シルバー。先程と同様に薄く重ね塗りをしていきます。


メタリックカラーを使った場合、裏打ちの最初はシルバーがおすすめ。(ググったら書いてありましたので、とりあえずやってみる!)手順はメイン色と同じで、薄く吹く → ドライヤーで乾燥 → 重ねる の繰り返し。3~4回ほど塗り重ねて、しっかりと発色させます。

こんな感じで光に透かすと、塗装が甘い部分が目立ちますので、そこを重点的に塗装!!(塗料垂れが起きない程度に!!)
続きは次回!!
仕上げとして、シルバーの上から黒で裏打ちを行います。これによりボディの内部が光を通しにくくなり、引き締まった発色になります。とその前に…..黒くしたい部分(窓モールなど)のマスキングを剥がして塗装!!(次回解説いたします)
この記事は「#パンドラRCクラブ 活動記録」シリーズの一部です。
これからボディ製作を始めてみたい方、ぜひ一緒に挑戦しましょう!
「Z33 DRIFT LINE」は、2025年11月発売予定です。
製品情報は公式サイトやSNSで順次お知らせします。
前回の記事はこちら
>>>パンドラRCクラブ 活動記録 Vol.4|初心者がつくるZ33【パネルラインを裏から貼ってみた】
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